18、19の頃。
また父と会うようになっていた。
いつものように父との待ち合わせ場所に行く。
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知らないオジさん2人。
父はサラリーマンを辞めたあと、小さな居酒屋をやっていた。
父のお店のお客さんだという。
なぜ? 父と二人で会うつもりだった私は戸惑ったが、父の顔を潰してはならないと思い愛想よく接することにした。
お茶をしたあと、何故かフィリピンパブに行った。
お酒がまわってきたオジさんの1人が肩に手を回してきた。
きもちわるい。
父はどんな感情なのか?
パブを出たあと、フィリピンの女の子二人も一緒に居酒屋に行く。
あー、早く帰りたい。
そろそろお開きという頃。
「みこちゃん、ここの会計出してくれないか?」
「はっ?嫌だよ」
なんで私が、初対面の汚いおっさんとパブのお姉ちゃんの飲み代までださないといけないのか。
金額じゃない。
「出してやりゃぁ、いいじゃないか。」
、、、、あ? なんだ? くそ じじぃ。
父は、ろくなのとつき合ってないな。
父の手前、喉まで出かかった言葉をのみ込む。
私のイラついた空気を察したのか
「家に帰ればすぐ、返すから。今手持ちがないんだよ。」
だったら、最初から持ってこい。
娘をあてにしたのか?
父から飲み代を返してもらい、家に着く。
母に今日あった事を話した。
流石に母も腹を立てたらしい。
後日、父に電話した。
「あのこ、嫌だったみたいよ。ショックだったって。」
「そうは見えなかったけどなぁ。楽しんでたけどなぁ。」
父は自分の弱さを受け止める事ができない。
その寂しさに漬け込まれる事もあった。
私も結婚し子育てをしていくなかで息子二人を預けて、父と二人で会った時のこと。
「お父さんの知り合いで良い人がいてさ、このジュースが健康によくてさ、今飲んでるんだよ。」
嫌な予感がする。
「1本、みこちゃんにもあげるよ。」
帰宅後、父から着信。
「あっ、そうそう。
あげたジュースなんだけどさ。
1本5000円するんだけど、もし飲んで良かったら買う事もできるし、友達にも勧めてもいいから。」
「。。。。。。あのさ、お父さん。
お父さんの知り合いの人、お父さんが良い人だと思っているなら付き合えばいいよ。
くれたジュースなんだけどさ、5000円以下でネットで買えるから。
本当に良いと思って飲んでいるなら、ネットでもっと安く買えるから。
ありがとね。」
。。。娘にねずみ講を勧める?
父は今、国指定の難病にかかっている。
「もっと、みこちゃんと手を繋いで寝たかったなぁ。」
「お父さんが寝込んでいた頃、みこちゃんの元気に 「いってきます!」って挨拶にどんなに救われたか。 」
うん、意識して言ってたからね。
だって、家の空気 最悪だったじゃん。
気づいてた?
病気を受け止められない父。
笑ってしまうくらい、可愛い父。
理解されない感情だと思う。
私は今でも優しい父が大好きだ。
でも、会わない。
父の人生が終わった時に、愛をもって娘として見送るよ。
やっと、、終わりました! 父親編!
需要あるかな?なんて思いながら書きましたが笑。
今日は経絡リンパマッサージを受けてきました(о´∀`о)
リラックス大切ですね(*´ω`*)
父とは、もしかしたら会う事があるかもしれませんが今は考えてないです。
人生は山あり、谷ありですねぇ(*'ω'*)
それでは、良い週末を。
愛を込めて。