きらきらメンタルブログ

PTSDと適応障害からのV字回復

ナイフ事件後の話⑤(暴露療法~回復編~)

外の世界が恐怖の対象だらけで、感情を切り離さないと外出ができなかった。

心ここにあらず状態での外出。

そんな状態が10年近くつづき、疲れきっていた。

 

「頭では不合理な考えだと分かっています。 でも、男性がナイフを持っているように感じるのです。」

 

「では、ちゃんと見て下さい。」

 

暴露療法(エクスポージャー法)

行動療法のひとつで、安全な状況でトラウマ対象に直面させる方法だ。

例えば犬が苦手な人には、、

①ガラスケースに入っている犬を近くで見せる

 

②慣れてきたら ゲージに入ってる犬を近くで見せる

 

③慣れてきたら リードに繋がれている大人しい犬に触れあわせる 

 

大切な事は、「大丈夫だった、安全だった」と体験させること。

 

外ですれ違う男性がナイフを持っている気がする私はとにかく手元を、気になる所を見た。しっかりと。

 

この頃、思いきって男性の多いフィットネスジムに入会してみた。

ボクシングや護身術を男性とペアを組んだりもした。

慣れてきたら、実際向き合って攻撃(軽い)を受けたりもした。

最初は体調も崩したり、泣きながら帰ってきたりもした。

 

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↑フィットネスクラブで男性相手にボクシング、護身術をした帰りは情緒不安定でした笑

 

 暴露療法を始める前に、男性職員もいる小さな工場に働き始めてもいた。

一進一退しながら。

夜はぐらつく心をお酒でごまかしながら。

治すのだ、諦めない、負けない。 子供たちのため、自分のために。

そんな気持ちで時には折れそうな気持ちを奮い立たせて。

 

男性のいる職場で働く。

外では避けないでしっかりと相手を見る。

フィットネスジムで鍛える。

そんな日々がつづき、、、次第にモヤが取れてきた。

 

私は最後の仕上げ作業が必要だと思い、事件現場に足を運んだのだ。

 

この行動にはカウンセラーさんも驚いていた。

 

もう、事件現場のお店は無くなっていてマンションが立っていた。

心臓がバクバクと音をたてる。

 

大丈夫。 自分に言い聞かせながら何度も当時の記憶を思い出しながら歩く。

気が済むぐらい歩いた。

 

帰りの電車の中。今でもハッキリと覚えている。

 

視界がクリアになったのだ。

 

頭にモヤが張っていたような感覚から解放された。

久しぶりの感覚、普通の、通常の感覚。

心が震えた。

長かった。

頑張った。

嬉しかった。

諦めないで良かった。。 

 

ここで私のナイフ事件のトラウマは昇華されたのだ。

 

今だから思える事だが、この体験は私の人生のストーリーの一部分だと思っている。

私には必要な体験だったのだ。

人に優しくできるようになった。

許す事、受け入れる事、無条件で与える事、人は皆不完全な事を学んだ。

 

犯人は時効をむかえて捕まらなかった。

だが、もうどうでも良い事だ。

因果応報の報いを受けているだろうから。 。。

 

 

 

心と身体は本当につながっている。

 

ストレスが身体にかかると、筋肉の緊張が起きる。 肩こり、腰痛、背中の痛みの原因になる。

 

また、ストレスは内臓にも負担がかかる。 内臓が疲れてくると身体に不調がでる。肌荒れなんかもそうだ。

 

ストレスからの暴飲暴食もそうだ。 身体にとって良くない事をする→疲れやすい、後ろ向きな生活を送る事になる。

 

睡眠にも影響が出てくる。 睡眠が足りてないと、脳が酔っぱらいの状態となり正しい判断ができなくなるのだ。

 

質の良い睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動(歩くだけでも良い) 身体からアプローチをかけてあげる事はすごく大切なのだ。

 

愛を込めて。